特集 SPECIAL FEATURE

青色のバラ特集(2種類の青いバラ)

 現在、自然界では存在することのない青色のバラ、真っ青のバラを手にするためには染め上げを行い着色を行うしか方法がありません。とはいっても青色のバラはフラワーデザインの可能性を高め、贈る方の表現の幅を広げます。世の中に出回る青色のバラを特集し、その解説を行います。

DNA改良型の青バラ・吸い上げ着色の青バラの2種類があります

 「青いバラ」をお買い求めのお客様に「DNA改良の青いバラ」と「着色による青いバラ」の2種類をご案内させていただいております。バラの花弁にはデルフィニジンと呼ばれる青色の色素を生み出す成分がなく、現在のところこの2つによる方法しか青いバラを生み出すことができません。

 DNA改良型は品種改良によって赤色色素成分(シアニジン)やオレンジ色素成分(ペラルゴニジン)を極力落としたものを指す一方で、着色は物理的にバラに色を加えたものです。

青いバラの種類-吸い上げ型とDNA改良型

DNA改良で青色成分を合成したバラ「サントリーアプローズ」

 サントリーが開発したブルーローズ、「アプローズ」はDNA改良型で最も青色に近いバラと言われています。赤やオレンジなどの色素成分を減らすDNA改良ではなく、青色色素成分であるデルフィニジンを花弁で合成できるようにDNA改良されました。

 着色を一切行わず遺伝子を組み替えることによって作られた青バラです。見た目は少し紫色に近い青色ではありますが、まぎれもなく青色色素成分であるデルフィニジンが花弁に蓄積されて発色しているバラであるため、「青いバラ」として認定を受けております。

 サントリブルーローズ「アプローズ」に関する記事は「特集:サントリーブルーローズ(アプローズ)」よりご覧ください。

サントリーブルーローズアプローズ特集(アイキャッチ)

着色よる青いバラも2通りの方法があります。

 バラ(主に白クリーム系のバラ)を着色し「青いバラ」を物理的に作り出しています。着色方法は主に2つの方法があり、花の外側から物理的にスプレーや液体などの「表面着色」を施すものと、花の水揚げ時に青色の着色水を吸わせ、茎を通って花の内側から青く染める「吸上げ着色」があります。商品の種類(生花・プリザーブドフラワー等)に合わせてバラの着色方法は異なります。

青いバラの着色方法

生花は吸上げ着色

 青いバラを生花として使用する場合は「吸上げ着色」の技法によりバラを加工します。

 花の表面には呼吸を行うための小さな気泡があるため、花びらに直接着色剤を付けると気泡をふさいでしまい、商品の劣化が早くなってしまいます。

 このため、正花園では物理的にスプレーや着色材を花に塗り付けることは行っておらず、バラの茎の導管を通じて着色材を送り込み、ゆっくりと時間をかけてバラを青く染め上げていきます。また、着色剤の粒子も導管を詰まらせないサイズの粒子になる着色剤を使用しています。

葉脈に色が浮き出る

 バラの花弁に青色が行きわたる一方で、導管を伝って葉にも色がどうしても行きわたってしまいます。葉には光合成に必要な葉緑体の色素があるため、青色の色素は目立ちにくいですが、葉の葉脈からも青色の色素が見えてしまいます。青いバラを作る弱点とも言えますが、逆にとらえれば色がしっかりと行きわたっているとも言えますので、ご容赦頂ければと思います。

バラの香りは維持します

 「吸上げ着色」を行った場合でもバラの香りは維持できることが分かっています。

青いバラ(吸い上げ)

プリザーブドフラワーは表面着色

 プリザーブドフラワーなどの加工生花は「吸上げ着色」ではなく「表面着色」を行っています。プリザーブドフラワーの生成の手順に、漂白(水分交換)と着色の工程があり、着色の工程で花の表面から直接的に着色を行います。表面着色を行うことでマットで艶やかな花弁に加工することができます。

青いバラのプリザーブドフラワー

青色のバラの花言葉

青色のバラの花言葉は「奇跡」「夢かなう」

 青色のバラの花言葉には「奇跡」や「夢かなう」といった贈り物にピッタリの素敵な花言葉が名づけられています。その他、「可能性」といった花言葉も持っており、大切な方への激励のために贈る花、目標や夢を達成されたときにお祝いの気持ちを贈る花として青いバラが最大限に発揮できるでしょう。

以前は「不可能」という花言葉だった

 こんな素敵な花言葉を持つ青色のバラですが、「奇跡」や「夢かなう」などの花言葉になる前までは「不可能」という花言葉でした。

 青色の色素を持つことのないバラが青く存在することは、自然界では起こりえないことであり、それは「不可能」を意味するという理由と言われてきました。現代では科学技術が発達し、青色色素であるデルフィニジンを花弁に蓄積できる青いバラ「アプローズ」が登場。現実となった青色のバラの誕生のおかげで花言葉までもが変わってしまったのです。

青いバラの花弁

青色のバラの心理的効果

青バラに限ったことではなりませんが、花は色や形、香りなどで花の色で心理的効果がかわると言われています。

青色の心理的効果

 青は人間の視覚を通じて脳に「落ち着き」や「信頼感」という印象を喚起させます。また、水や空の色でもあり、体に不可欠なものであることから心理的に男女問わず、好感度の高い色でもあります。時に「爽快感」や「クール」な印象であったり「知的」なイメージを喚起する色が青色の心理的効果とされています。

バラの香りの心理的効果

 バラの香りは世界中で心と体の両面を癒す効果があると言われてきました。「心の効果」としてストレスの軽減や自律神経の維持があげられ、睡眠時間の影響やスキンケアなどへの「体の効果」も科学的に実証されつつあります。

古くからバラの精油を採取する方法が開発され、アロマテラピーに「ローズの香り」が存在する通り、バラの香りには人間が生きる上で非常に相性のいい成分が含まれています。

青色のバラのフラワーギフトを贈ろう

 青色のバラをメインにしたフラワーギフトをご用意させていただきました。全国に発送できる商品も多数ご用意しております。青いバラのフラワーギフトは「青いバラのフラワーギフト特集」をご覧ください。

青色のバラの花束

青いバラの花束(M)

【花束0119】ダズンローズ(BLUE)

¥ 6,600(税込)

青いバラの花束(L)

【花束0120】BlueRose bouquet

¥ 11,000(税込)

青色のバラのフラワーアレンジメント

青いバラのフラワーアレンジメント01

【アレンジ0170】BlueRose

¥ 7,700(税込)

青いバラのフラワーアレンジメント

【アレンジ0169】BlueRose arrangement

¥ 13,200(税込)