特集 SPECIAL FEATURE

シクラメン(冬の花の女王)特集

「冬の花の女王」AAAクラスの正花園シクラメン

AAAシクラメンとは?

 冬が近くなると街を彩るシクラメン。彩りが豊かで品種や大きさも豊富なシクラメンは冬のギフトシーズンとも重なり生産数も非常に多いことが特徴です。このような多くのシクラメンの中から良質なシクラメンを選んで買うことは「産地の知識」や「育成の知識」がどうしても必要になってきます。

 正花園では特に「ギフト向けのシクラメン」を多く取り扱っていることから、シクラメンの品質についてお客様に一目で「高品質シクラメン」とわかっていただく基準として「AAAシクラメン(トリプルエーシクラメン)」という独自の品質基準を設定。正花園の店頭に「AAAシクラメンタグ」を取り付けギフトシクラメンの販売をサポートさせていただいております。

シクラメン特集AAAシクラメンタグ

シクラメンの出回る時期

 シクラメンは10月頃から出回り始め、12月に品質の最盛期を迎えます。年が明けて1月2月になると生産量は大きく減少し3月には全ての出荷が終了するのがシクラメン出荷時期になります。

 11月下旬~12月に出回るシクラメンの中には「AAAシクラメン」に該当する、高品質なシクラメンも多く出荷されます。この時期はシクラメンの競売価格がピークを迎えるため、多くの生産者がこの時期に照準を合わせて出荷を行っています。また、翌年1月には高値がピークアウトするため、生産側も品質のいいシクラメンは12月中に出し切ってしまう傾向があります。

シクラメンの出荷時期と最盛期
シクラメンの出荷時期。ピークは12月上中旬。

選び抜く力を正花園は持っています

 赤や白、ピンクなどの豊富なシクラメンが揃う当店のシクラメン。冬の季節になると多くの生花店様にもシクラメンが並びます。

正花園では、経験豊富な仕入れ担当者が見定めた品質の良いシクラメンを選別して販売いたしております。

人気がある花だけに、多くの生産者の方がいるのも事実。より優れた商品を選びぬいたAAAクラスのシクラメンをご用意いたしております。

その花姿はまさに「冬の花の女王」。女王の名に相応しい正花園のシクラメン。お歳暮、年末年始のご挨拶に個人様から法人様まで、たくさんのご利用を頂いております。

AAAシクラメン
最高品質のシクラメンを厳選致します

「産地選び」と「花姿」を重視する正花園のシクラメン

シクラメンの良質な産地

 当社評価AAA基準のポイントに「産地選び」と「花姿」があります。いくら「良質な産地」とここで謳っても、星の数ほどあるシクラメン生産者さんはすべて「良質な産地」だからこそ生計が成り立っているのです。

ただし、シクラメンは花が吹いて、出荷状態になるまではその品質を決めることはできません。株が良くとも花が伸びてしまったり、花つきが悪かったりすることがあるからです。正花園は条件に恵まれた土地で1年間かけて丹精込めて愛情をもって育ててくれる生産者さんを毎年市場で探しています。

良質生産者さんと言えど、非常に神経を使うのがシクラメンの育成です。

シクラメン生産地
出荷を控えたシクラメン

ここが「AAA」-正花園のシクラメン選抜基準

葉組み作業が正確で日射が全ての葉に行き届いたもの

 葉組み作業はもっとも重要なポイントの一つ。しっかりと完成されたシクラメンの葉が隙間なく、がっちりと仕上がるためには葉組み作業が正確に行われる必要があるからです。仕上がると葉全体に弾力が出てきます。

 葉組み作業は葉の全てが太陽の光を浴びられるように葉の配置を整える作業で、葉の枚数が多ければ多いほど鉢の外側に大きく広がっていきます。

シクラメンの葉組み
シクラメンの葉組み作業

天を突きあげるように太くまっすぐに伸びた花首

 伸びすぎず、太く、真っ直ぐに天を突き上げるシクラメンの花が一律の乱れもなく揃うとき、最高品質のシクラメンが完成します。

 花をまっすぐ上方向に伸ばすためには球根に日光が十分に届くよう、球根の真上の葉組みがしっかり行われていることも重要です。

シクラメンの花首

除菌処理が正確に行われた清潔株

 清潔は健康の証。夏場の高温で虫が発生しやすくなる場合もあります。高温多湿に弱いシクラメンをいかに雑菌から守ってきたかが評価のポイントになります。

シクラメンは茎の表皮が薄いため、枯れると雑菌が繁殖しやすい環境に。このようなことを前もって丁寧に管理したシクラメンだけが正花園AAAシクラメンの条件をクリアしていきます。

夏の高温など産地育成の情報

 企業秘密な部分もありますが、例えばシクラメンが最も苦手な夏の暑い時期をどのように乗り切ったかを直接産地に出向いて情報収集をしております。代表例としては夏場の灰色かび病の発生など。毎年11月にはシクラメン生産者様を直接訪問し出荷間近のシクラメンをチェック。ファンダメンタルズな調査も行っております。

たくさんのギフトシクラメンが選べる・大型シクラメンも揃います

  正花園本店には冬の季節、贈答用のシクラメンやシンビジュームがたくさん陳列されます。普段店頭で見ることの少ない6寸~7寸鉢のシクラメンや、ちょっと変わったフリンジ咲きのシクラメン、八重咲きシクラメンやバラ咲きシクラメンといったものもあります。最近開発されたばかりのブルーのシクラメン、セレナーディア(アロマブルー・フリルブルー)など豊富な種類のシクラメンが勢ぞろい。数多くの中からお客様のお気に入りの一品をお選びいただけます。

シクラメンの種類

正花園に行こう!花いっぱいの空間が待っています

 ダークブラウンと暖かいクリーム色でデザインされた店内。玄関ドアをくぐると、たくさんの切花や鉢物が陳列されており、花の香りがお客様をお出迎えします。冬の期間にはシクラメン・シンビジューム・ポインセチアなどが店頭を彩り、外界とはまったく異なる世界がぱっと広がります。

 冬の正花園の店内には贈答向けシクラメンが華やかに陳列され、来店されるお客様の目を引いています。ご自身の目でしっかりと確認され、心のこもった冬のフラワーギフトをお買い求めください。

シクラメン陳列(正花園店内)

ますます増えるシクラメンの用途

 シクラメンの色は暖かく、鮮やかなものが多いです。12月になると多くのシクラメンが街に飾られます。オフィスだったり、ケーキ屋さんだったり、喫茶店のテーブルだったり・・・。最近ではシクラメンに香り(本来シクラメンは無臭でした。)の付いた品種も販売されています。ますます用途が広がるシクラメンです。

シクラメンの育て方・管理方法

プロ目線で書きます-本当のシクラメンの育て方

 インターネットを「シクラメン 育て方」などで検索すればシクラメンの管理方法は非常に多く目にすることができます。もちろんいろいろなサイトから学んでいただければと思いますが、ここでは正花園バイヤーが長年の経験と産地の方から直接お話を聞いているからこそお伝え出来る内容を選抜しました。

シクラメンの適切な置き場所(適正な気温)

 シクラメンは冷涼な気候を好み、生育に適した温度は昼間20℃、夜間12~13℃くらいがベストとされています。25℃以上の環境が長く続くと、土中に細菌が繁殖しやすくなり、病気の原因になります。

シクラメンの温度管理

シクラメンの適切な置き場所(適正な光量)

 シクラメンが育成するには15キロルクス~20キロルクスが必要です。これは冬の曇天時の午前10時くらいの明るさに相当します。かならず太陽光の差し込む環境下で育てることが最低条件になります。ちなみに蛍光灯証明のオフィスの明るさは0.5キロルクス。パチンコ屋さんの店内が1キロルクスです。太陽光がいかに強いかということもよくわかります。

光が強すぎる場所もNG

 シクラメンの育て方でよく書かれているのが「カーテンのレース越し」などの置き場所を推奨しているもの。地域や天候などにもよりますが数値化されていないので、このような情報は疑いましょう。関東地方など冬の曇天があまり発生しない環境ではカーテンのレース越しはちょっと光が強すぎます。数値にすると35キロルクスくらいあります。

 正花園のある北陸金沢でも天候の良い日に「日向ぼっこ」と称して直射日光を照射させることもありますが、これも本当はよくありません。天気の良い日は「日の当たる日陰」に置く程度にします。当然植物ですので慣れてくると葉に「耐性」が生まれ、直射日光に耐えうるシクラメンになるかもしれませんが、あまりお勧めはいたしません。

シクラメンの置き場所

底面給水タイプのシクラメンと土鉢タイプのシクラメン(水やり)

 シクラメンの鉢の形状は大きく2種類に分けられます。水の管理がしやすい「底面給水タイプ」のものと、水がそのまま流れ落ちる「土鉢タイプ」のものがあります。それぞれに管理方法の特徴が異なります。

底面給水タイプ

 シクラメンの鉢底に水が受けられるようになっているものを「底面給水タイプ」と呼びます。鉢底にセットされている受け皿から水を土中に吸上げ、シクラメンを水枯れから守ります。

土鉢タイプ

 シクラメンの鉢底がそのまま水が抜けるようになっています。水やり後も鉢底から水が抜けるため通気性は抜群です。水やり後も水が滴るため、鉢皿などで受け止めるようにします。

劣化した花柄や葉柄はどのように処理するか

 しぼんだ花や枯れ葉は早めにひねりぬくようにして球根の付け根からとるようにします。球根の付け根から取り損ねてしまうと、撮り損ねた部分が腐敗し球根に付着し病菌発生原因になってしまいます。

ガーデンシクラメンとの管理方法の違い

 シクラメンとガーデンシクラメン、同じシクラメンでも管理方法が異なる点も多いので注意が必要です。特にガーデンシクラメンは1~2℃くらいまでの外気温でも耐性があるため、シクラメンをガーデンシクラメンと同じように外で管理したりしてしまうと植物が死んでしまうこともあります。